note HIGH5 - HITSPAPER DESIGN CONFERENCE

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赤鼻もフェイントで走る12月初週。六本木AXISギャラリーにて今をときめくHITSPAPERさん主催のデザインカンファレンスことHIGH5が開催されました。カンファレンス自体が初めてな自分ですがそわそわしつつも気がついたらチケットを買っていたので衝動買い繋がりでnaomi氏とお邪魔してきました。
第1回目となる今回のスピーカーは、WOWNAMIKO KITAURANEASDEN CONTROL CENTERPROJECTOR NON-FORMATという豪華すぎる方々、6時間という長丁場も気がつけばあっという間に終わっていたのでした。
その中で印象深かった部分をご紹介。

WOWさんの作品紹介では、TVでよく見るあのCMやあのCMの映像も、改めて見るとほとんど誰もが見た事あるようなメジャーなものばかり。小気味良く展開される映像以上によどみなく話出される言葉の数々。求められているものを100%再現する事は当然、そこに表現としての自分たちが導きだした答えを重ねる事で、より上質なクリエイティブへ昇華させる事ができるという考え方、言ってしまえば栄養剤でも生きていける人間にとって、デザインとは美味しい食べ物のようなもので、なんらかの形で社会をより良いものへ、食べた人に栄養剤よりおいしい実体験を与えることが可能になるという意識が、10年を掛けて築き上げてきた重みを感じさせるものに。また、年間100本を越えるクライアントワークをこなす一方、それぞれのパーソナルワークに力を入れ、実験的な試みを絶やさないバイタリティの大きさに圧倒。

以前ANTEPRIMAのキャンペーン撮影でお世話になっていたNAMIKOさんは、ご自身が今の仕事に就くまでの道のり、海外で活動されていた頃から今に至るまでの経緯を、実体験や当時の考え方を丁寧に紡ぎだすように語られていました。ありとあらゆるテイストの写真をこなす彼女がなぜ海外に行き、再び日本へ帰ってきたのか、それまでに撮った写真にどんな意味が込められていたのか、内面を映し出す対象としての写真や、事象に対して自分なりの考えを持って作品作りに取り組む姿勢、写真は映像や音楽と比べるとインプットされる絶対量が劣っているとも思われがちですが、その一枚にどれだけ撮影者の思考が反映されているのかを考えさせられるセッションに。

両者のお話を聞き終えた際にnaomi氏と話していたのは、前者はデザインを今の水準を上げるもの、おいしい食べ物として捉え、後者は自分を形作るものそのもの、自分が今生きている事そのものがデザインと捉える、という対極に近い位置にある双方の考えを1番目、2番目と続けて聞く事ができたのはとても意味のある流れだと言う事。

カンファレンス後に開かれたアフターパーティーでNAMIKOさんにご挨拶させていただいた時には、真剣な表情で話されていた先程とは一転、明るく気さくに話し掛けていただいてそのギャップがまた慕われる理由にもなっているんだなーと実感していました。
また、主催のHITSPAPER佐々木さんともお話する事ができて、今回カンファレンスを行う事になったきっかけや、日本のクリエイティビティの水準を上げていきたいという考え方を語っていただけました。物事をやろうと思った衝動が弱くなる前にやってしまう。やると言ってしまう。それって言葉では簡単な事ですが実際は、、と考える間もなく走り抜けていく姿勢はこれ見習わなければと思ったわけです。
来年も開催されるそうなので期待しつつ、皆様お疲れさまでした!

また、naomiさんや途中で合流させてもらった新○asamiさんやmanoちゃんにも色々な方を紹介していただけて、物心ついた頃から知っていたあの方やあの方にもご挨拶できて自分おどおどしていましたがありがとうございました。今後とも宜しくお願いします。


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鈴木健一 | suzuki kenichi
FICC所属、デザイン、アートディレクション担当。
写真と音と料理とラーメンズ好きな低血圧男子。
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