02:50 - October 20, 2008
note Crystallized

思い思い返す10月上旬。デザインしてプランたててスケジュール出ししてコーディングして、よしめっちゃ仕事進んだ!と思ったらデスクで夢から覚めた切ない朝。お昼に抜け出して原研哉さんの展示をgggまで見に行き、日本だときっと未だ行列のLADUREEのマカロンだらけのオフィスに戻りほおばりながら仕事をし、金曜の渋谷でまんま大根の着ぐるみを着た人を目の前にハロウィンを先取りしながらホルモンを食べて会社へ戻る途中に終電直前のキャシーとトミーを見送り懇々とデザインをして、白い壁と天井と机と赤坂の白い光に囲まれてあたたかいメールをいただき、微睡みながらコーディングし、ピルクルを飲み明かして夜を過ごし、いつのまにか無くなってしまっていた郵便ポストの表札を作り、曇り空の下の渋谷で桑沢の学園祭に顔を出し、Applestoreで展示中のMacBookをこっそりあのエントリーにし、フクオカさんと深夜のスマブラを繰り広げ(指痛いし)、コンビニの山田さんとはすっかりと打ち解け(たと思っている)、黙々と平日を過ごし、柿の木と月夜の中澄み切った音楽の奏でが琴線に触れ、誰もいないオフィスで英語の電話を受けてたじたじになり、ハッピーターンをスーパーカーゴと間違え過ぎていくひとつ歳をとった10月上旬。隣りには牛乳パック状の牛乳パック(牛乳・ピルクル・飲むヨーグルト)が並ぶ夜。ザ・乳酸菌ナイトエブリディ。
駅までの銀杏並木がだんだん色付いてきた。風の匂いも運ぶ葉の色も雨の冷たさも、大気の温度もそれが持つ湿度も留まる事無く瞬く間に変わり続け、同じような毎日のひとつひとつが秋の訪れと季節の移り変わりを奏で続けている。7年ぶりに行った桑沢は校舎も新しく大きくなっていて全然雰囲気が違っていたけれど、フロアをつなぐ階段の静けさとかピンと張りつめた空気が当時の記憶とシンクロして胃のあたりがしくしく痛んだ。あの時通い続ける事は無かったけれども、そうしてアカデミックな教育を受けなかった事で失ってしまった自分の数パーセントに何かを馳せるよりも今はその事実諸共包み込んで彩れるくらい決定的なものを守れるようであれればと思う。
ソールがすり減ってるせいか週1くらいで銀杏の実を踏んで転ぶ。きっと秋だからだ。




















