note 風が強く、窓の隙間が鳴る

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ミッドタウンとヒルズを眺めながら朝日が見れるってなかなかない環境なんじゃないのかと思うんです。部屋のどこかからキャシーとヨッシーとスタジアムな歓声が聞こえ、朝日はただ温度と鳥の声を運び、眠気とアンカーポイントと出力の山に囲まれながら年始だけど年末な1月が始まります。とか当時は思っていたんでしょうか。

まだまだ年末な2月ももう終盤。風邪など流行っておりますので、こたつに引き籠っていただきまして、引き続きすきま風が鳴る晩冬の日曜日をお楽しみください。

underground 風が強く、窓が揺れる

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お久しぶりです。
気が付けば2月。なんだか先々月からずーっと12月な気がしてしまうのですが。
みなさまは息災でいられますでしょうか。豆はまきましたか?

会社のみんなは週末もほとんど出勤していて、
このまま1年中12月だったらどうしようとか、そんな不安が頭をよぎりますが、
しれっと実家に帰る気持ちの余裕を忘れずにいれたのであればもう、
それだけで疲れも悩みも消し飛んでしまえばいいのにと、願わずにはいられません。

久方ぶりに帰った茨城の空はまた泣けてくる程に突き抜けていて、
乾いてかっさかさな風でさえ春へ向けてのイントロのように感じてしまいます。
軒先に寝転ぶ凛も空も、時々帰ってくるおっさん程度にしか覚えていてくれないのかもしれないけれども、それでいて君らの瞳がまたきらきらしていて吸い込まれそうで、じゃあまたね。どうか家族をよろしくねって、お願いしながら車を出し、かじかむ手を温めながら家への道を急ぎます。

それはそうとして、2008年はしっかりと忘年できましたでしょうか?
年末から、今年にかけて、放たれた矢のように時も思いも、体験も交差しながら過ぎ行く冬でしたが、私自身はお会いした事がなかった方とお話ができ、会社には新しい仲間が加わり、社長や蘭知亜さんにはお子さんが生まれ、人の幸せであるそれらでさえ我が事のように嬉しくて、ただただこんなあたたかい気持ちになれるのであれば、1年中が冬でも乗り切れてしまうのではと、あらぬ事すら思ったりしています。

それでもまあ、日もいつか暮れるように、共にした時間にいつか別れがくるように、花もいつか朽ち果てたりこの身に宿る細胞が時と共に死にゆくように、あるものはやがて形を失いますが、僕たちはそれを悔やみ打ちひしがれる前に、その礎にたっぷりと、なみなみと水をあげれればと考えるのです。
父親の再発した病も叔母の具合も、仕事中電話越しに聞いた親友の声も涙も彼の決断も別れも、過去を思い返し悔やんいては前へは進めませんが、今起きている全ての事実から逃げず向き合って少しでも、少しでも私に出来る事はありませんか?そんな事を思いながら、マフラーを深く巻き家への道を急ぎます。冬の夜の青葉南はしんとして少し寂しげでいてそれでも住めば都な心地よさを感じてきたのだけれども、僕も実家から通ったほうがいいのかもしれない。

思い錯綜し脳裏をよぎる一つの意識を捕まえて思うのは、朽ちたとしてもなお、ただただそれが存在していた事実と、今もまだ、四重奏の中盤ですらないということ。それがいつ途絶えてしまうような不確かなものであっても僕らはまだ生きていて、仕事での失敗や病気や事故や生活の危機、危ういことばかり渦巻く2009年晩冬、修練し耐え忍び乗り越えてまた花咲かせるくらいの可能性とかそんな淡い言葉を吐けるよう、しぶとく毎日、毎日生きてます。

「楽しい事が終わってしまうのは、悲しい事や、辛い事もいつか終わらせるためだからなんだよ」とはかの有名なぼのぼのの言葉ですが、全てのことは繋がっていて、どうしようもなく因果を考えてしまう事柄や出会いも言葉も、そう考えると偶然には思えなくて、ひとつの事が終わって、またひとつの事が始まるというよりも、それらがたった1本の道なのだとしたら、この出会いや別れも、今在る状況も結果も、ひとつの偉大な川の流れのようなものなのでしょうか。

それならやっぱり嬉しいのです。君とあなたと彼と彼女に大丈夫だよとがんばろうねを、おめでとうとお疲れさまとありがとうとさよならを。自分を自分として感じさせてくれるこの何かに満たされた感情の体温のような不確かなものを、大切に紡いでいきながら、穏やかに、3月の終わりに吹く風のやさしさのようになれればと、思いながら冬の夜、書いては消し、書いては消しながらキーをたたきます。

そしてこの先またいつか、君もあなたも、誰もかれもなにもかも、また笑って思い振り返るようになれればと、願わずにはいられません。

雪は融け、燻っていた火が燃え上がる炎になって、耐え忍ぶ緑も花弁を舞わせ、暖かく降る光を浴びて軒先の猫は昼寝起きのあくびをし、僕も君もあなたも誰もかも、あたりまえのように泣くのかもしれません。
それが春っていうのなら、それが春なのでしょう

あなたが笑えば嬉しくなって、君と話すと笑い転げて、歩いては棒にあたり、歩んでは道を間違え、書いては消し、傷付けて傷付いて、気付き気付かされ、それでもまた、ひとつひとつの繋がりを繋いで、繋ぎながら前へ向かって少しずつ伸びて行く道を、ゆっくりと歩き続けていければと、そう思うのです。

it's a rare collective more than ever. we hope you will be really happiness..
脳内に流れる四重奏。外に聞こえる夜風の音が心無しか温かく感じます。
それでは引き続き、疲労と安堵とすこしの眠気が入り交じる金曜日の夜を。おやすみなさい。

note 駆け抜けるはジャンボリー | TOKYO POLAROIDS JAMBOREE 2009

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memo camera伊野さん率いるPOLAROIDS初の写真展TOKYO POLAROIDS JAMBOREE 2009が商店街のメッカ戸越銀座にて絶賛開催中。部外者にも関わらず見事シャンパンをごちそうになって帰りました・・ありがとうございました。

戸越銀座って日本一長い商店街なんだよってどこかで聞いて調べてみたら天神橋筋商店街もそうなんですね。大好きな景色がシンクロして、なんだか懐かしく思えてしまいます。

開催期間は2月18日(水)まで。気になってしまうPOLAROIDerーな方はぜひ足をお運びくださいませ。

underground indespair

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鈴木健一 | suzuki kenichi
FICC所属、デザイン、アートディレクション担当。
写真と音と料理とラーメンズ好きな低血圧男子。
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